果敢な努力と共にロータリアン達はラテンアメリカの子宮頸癌撲滅を目指し活動しています。

リチャード・ゴッドフリー

私たちは旧式の赤いジープでアムボロ国定公園のきついカーブを通り抜けています。運転席にはユアン・キャルロス、後部にイルマ、キャロル、ミルナ、助手席にショットガンを抱えた私がいます。山々は私たちよりはるか高くそびえ、ジャカランダやオーク、流れるような灌木の群れ、それらが緑のモザイクのように色濃く目に入ってきます。...続きを読む

自由と言語が行きかう場所でウクライナの著名作家は、自身の文学アイデンティティを考えます。

アンドレイ・クルコフ

ウクライナがロシアの侵入に抗して戦う現在、ソ連崩壊に思いをめぐらせ時を過ごすのは奇妙に見えるかもしれません。しかしその出来事についてよく考えることは意味があります。今日の悲劇の視点から過去を再評価し、私の態度の変化を刺激する予期しない考えが現われます。

...続きを読む

ジャーナリストの私は仕事から離れ、父親として一段アップグレードします。

コリン・マクマーン

2021年の夏仕事をやめました。多くの要因はありましたが、ジャーナリストとしてキャリアを上げたいというものではなく、新聞事業の空洞化に関わるものでもなかったのです。末っ子のマテオを助けたい一心でした。

...続きを読む

見知らぬ人からの寛大な贈り物は、母の日の真なる意味を明らかにします。

ガブリエラM.ベルフィジオ

母の日創設者アンナ・ジャービスは、休日の存在を廃止しようと人生最後の年月を過ごしました。元々のビジョンから大きくかけ離れたことに失望し、辛抱強く時代の商業化と戦いました。抗議とボイコットをリードし、チャリティー基金調達の機会に利用したとエレノア・ルーズベルト大統領夫人を非難しました。

...続きを読む

米国中西部の採石場でペダルを踏んだことも、シカゴノース・ショアで競技に出たこともバイク（自転車）にかけた冒険であり、必然的にツーソンに繋がっていたのです

ジョン・ヒューコ

最初にツールドツーソンについて耳にしたのは、まるでふさわしくないタイの水上タクシーに乗船したときのことです。2012年5月バンコク国際ロータリー会議で、アリゾナから来たロータリアン達とリバーボートに乗り込んでいました。その中にはパストガバナー、アーニー・モンターニュと2年後ガバナーになる妻サリーが。

...続きを読む

地球環境を心配する?　それは奇妙なことではなく、叡智の現れです。

アラン・カステーター

 私はバルカン諸国の端にある北部ギリシャの都市テッサロニキに特別な興味を抱き続けていました。1996年ユーゴスラビア分裂後のバルカン地域民主主義、市民社会を再構築する会議の為その街に向かいました。テッサロニキにいる間、特にサロニカと呼ばれたオスマン王朝下での豊かなユダヤ人の歴史について学ぶ機会をとらえようと決めたのです。...

...続きを読む

多元的街の美しさと脆弱さ

カール・ガーシュマン

 私はバルカン諸国の端にある北部ギリシャの都市テッサロニキに特別な興味を抱き続けていました。1996年ユーゴスラビア分裂後のバルカン地域民主主義、市民社会を再構築する会議の為その街に向かいました。テッサロニキにいる間、特にサロニカと呼ばれたオスマン王朝下での豊かなユダヤ人の歴史について学ぶ機会をとらえようと決めたのです。...

...続きを読む

母からのチョコ、それは寛大な贈り物であり希望の味が含まれていました。

キャロリン・アレッショ

 昨秋89歳で亡くなった母。その死後彼女のアドレス帳を調べていると、古いクリスマスカードが床に落ちました。正面に馬車の絵。内側には前刷りの「季節挨拶」の下に、元隣人が大文字でこう記しています。

「チョコレートありがとう。実は意気消沈していたのよ。」メッセージに驚きはありませんでした。母は固定収入で生活していました。しかし何年も、病気、精神的不安定、身体的不具合の友人、家族にチョコレートを送り続けました。離婚?　腕の骨折?　昇進をのがす?...

...続きを読む

多くのお金を与えればマイナス、でもそれでずっと多くの利益が出ればプラスに？

あなたに「寛大なる目的」があれば、そうなります。

デリック・キニー・ハリス

数年前地元メーカーのオーナー、デイブがオフィスにやって来ました。私は財務顧問であり、デイブは長年のクライアントです。二人が会えばいつも、彼のポジティブで熱意ある姿勢を見るのが楽しみでした。しかしその午後は何か違うことが素振りで分かりました。

「何が起こっているか話してください」と言うと、「ビジネスは大きくなっている。しかしもはやそこに興味を持てないし、動機づけを失っている。実際それほど満足感を感じられないよ」...

...続きを読む

信頼と調和の実現には、感情を揺るがす表面上の出来事を越えていくことが必要です。

Dr.セシリア・ハリス

私が共通の信条と呼ぶものは、信じられないほどに強固であり、気づくこともなくしばしば文化の構造に組み入れられます。そして世界の認識を形作り、時に事実に基づかず人々や出来事について仮説を作り上げます。人種差別主義の弊害が様々な人々に加えられると、出来事の認識は一種の精神的恐怖として感じられる場合があります。...

…続きを読む

 恐れ、愛、そして移民達の強さ

ダイナ・エング

人生には特に2つの感情があると確かに信じています。それは愛と恐れ。私たちファミリーは'70年代、'80年代にヒューストンで成長していきました。両親は中国からアメリカへ移住したのです。父は小企業を育てる機会があると聞き、サンフランシスコからバイユーシティに引っ越しました。

'70年代に戻ればアラブオイル禁輸が燃料価格を押し上げ、ヒューストンの物価はオイルマネーと同じく高止まっていました。アーバンカウボーイが通りを歩く一方、国際社会も形成されていきます。少なかった中国系アメリカ人の人口も増え始めました。...

…続きを読む